グルコサミン、コンドロイチンは関節痛に効果がない
関節痛に悩まされている方々は世の中にたくさんいらっしゃると思いますし、関節痛を和らげる目的でグルコサミンや、コンドロイチンのサプリメントを摂取している方も多いと思います。
TVのCMでも膝をぐるぐる回しながら、「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン♪」とさも膝の痛さが治るかのような派手な宣伝を打っていたりします。2008年の時点で、世界のグルコサミンサプリメントの売り上げは約20億ドル(約1,700億円)に達しており、2003年比で60%増加しています。
しかし、先日、イギリスの医師会が「グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントにこれらの関節痛に対する治癒効果があるとの科学的証拠は認められなかった」という研究結果を発表しました。
今回の研究では、約3,800人の膝または股関節の関節炎患者を対象とした10件の無作為化臨床試験の結果を分析したものです。
いずれの試験もサプリメント使用者群と非使用の対照群を比較したものであり、グルコサミン、コンドロイチンのいずれかまたは両方を使用する患者の疼痛レベルの変化をプラセボ(偽薬)との比較や互いの比較により検討したものであった。全データの検討の結果、コンドロイチンおよびグルコサミンには、関節痛または関節腔狭小化に臨床的に意義のある効果はないことが判明したようです。
効果があると思って飲み続けていた人にとっては大変ショッキングな研究結果だと思います。
少子高齢化社会で、関節痛の緩和のニーズはますます高まるばかりです。グルコサミン、コンドロイチンに変わる新しい間接痛緩和のサプリメントの開発が待たれるところです。
引用元:http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=643238